kisakishoesの注文靴は、まずお客様の足の計測を致します。
左右それぞれの足に合わせた木型をお作りし、その木型が土台となり、
そこから全ての靴づくりが始まります。
木型があることで持続可能な、時間と共に足に寄り添う靴とのくらしをご提案します。
キサキシューズのベースとなる木型は現在4型です。
靴はつま先部分の形状が、出来上がる靴のイメージを大きく左右します。
ご希望のイメージに近くなるよう、
まずはベースの形を4つの中からお選びいただき、それを土台にして数値、骨の位置、土踏まずのカーブ、などすべて考慮しながら足に合わせ、オリジナルの木型を製作致します。
足の形の延長線上にくる自然なラウンド。
メンズ、レディース共に、カジュアルシューズからドレスシューズまで、バリエーション豊かに展開できる、スタンダードな形です。
少し丸みのある柔らかなラインのつま先。レディース用の靴で、あまりつま先を尖らせたくない方や、指の部分に幅のある足の形の方に。
つま先だけ厚みがあり、ころんと丸い形。
主にレディーススタイルのストラップシューズやカジュアルに履く紐靴スタイルなど、
どこかノスタルジックな雰囲気のするデザインに合います。
木靴のイメージ。
サボらしいボリューム感を残しつつ、どこかユーモラスで愛嬌のある形。
丸みとボリュームがあるスタイルは、女性にも男性にも。
カジュアルに履く普段使いの靴に。
特にご希望の形がある方や、大きな左右差がある場合など、
kisakishoesオリジナルの木型ベースを使用せず、新しい形状の木型をお作り致します。
足の形や肉質を考慮しつつ、歩行を邪魔しない範囲内で、つま先までのラインを新たにデザインして行きます。
フルオーダーの靴は足入れを確認する為の仮靴、'フィッティングシューズ'を製作致します。
オーダー靴の足入れ確認はミリ単位で行われ、通常は工房内で足入れ確認した後に木型に修正をかけ、フィッティングシューズは破棄してしまいます。
kisakishoesではその’フィッティングシューズ’を、外で歩ける仕様にして、お渡ししています。
しばらく通常の生活でフィッティングシューズを履いて過ごして頂き、
歩行しないと分からなかった癖や、靴の中の素材の圧縮状況による空間の変化、シワの入り方などを体感して頂き、後日工房にて、再度足入れ状態を確認。
木型に補正を入れたのち、本番の靴の製作に入ります。
本番靴は、より長きに渡って暮らしを共に出来るよう、素材、芯材、製法などより強度のあるものに変えつつ、お客様のご希望により細かなデザインなどをご相談して、お作り致します。
オーダー靴の醍醐味は、個人の木型を保有して微修正を繰り返す事により、
足数を重ねるごとに履き心地を育てて行ける事です。
オーダー靴を一生に1足、ではなく、より日常に。と考えて製作しております。
まずは木型のフィッティングをチェックするための、木型製作に付属する仮靴です。
フィッティングシューズは木型のフィット感を確認する為の靴ですので、
甲まで覆うデザインで足全体へのフィッティングを確認します。
このフィッティングシューズでのチェックが済んだのち、本番の製作に入って行きます。
ヒモ穴の数などは本番の靴のイメージに合わせて、変更出来ます。
革はフィッティングシューズ用のサンプルからお選び頂けます。
・赤い靴 :DERBY(ダービー)外羽根
・グレーの靴 :OXFORD(オクスフォード)内羽根
パンプスタイプの靴をご希望の場合、フィッティングシューズも本番に近いデザインで行います。履き口が浅い靴は歩行時の押さえも弱いので、より良い歩行を目的にする場合は紐靴をおすすめ致しますが、よりご自身のスタイルに取り入れやすいデザイン でお作りし致します。
Oxford(内羽根)のデザインは、Derby(外羽根)よりも、エレガントな雰囲気に仕上がります。
フォーマルなシーンにお使い頂く場合には、つま先に飾りのないプレーントウ、またはつま先に切り替えデザインのCAPS、のいずれかがドレスコードです。
プレーンなOXFORDのデザインに、様々なデザインを追加出来ます。
つま先部分にメダリオンと呼ばれる飾り穴を開けたり、全てのエッジに飾り穴の付いたフルブローグなど、切り替えパーツや飾り穴が増えるほどに、カジュアルなデザインになります。
また、キルトという飾りのパーツをつけて、遊び心を楽しむ事も出来ます。
普段着にカジュアルに履く場合はフルブローグやハーフブローグ。
ビジネスシーンでのスーツに合わせるなど、エレガントな雰囲気で履く場合はプレーントゥ、または ストレートキャップのデザインを、ご提案しております。
その他デザインはTPOに合わせてお選びいただけます。
丸みを帯びた羽の形が特長的な、柔らかな雰囲気の紐靴。
調整しやすくカジュアルに履けるデザインです。
足に吸い付かせるため、甲革とインソールは、テンションをかけながら手縫いで縫い合わせてあります。
お選び頂く革によって印象の変わる、1足あると重宝するデザインです。
革 イタリアの自然染料鞣し(黒 茶 黄色 薄茶 緑青 えんじ 赤 白)
カーフ ボックスカーフ など各種お選び頂けます。
柔らかな雰囲気で紐靴を履かれたい方に、おすすめのデザイン。
羽の形は、高いところ(High)と低いところ(Low)のメリハリがありながら、
丸みを帯びた、カジュアルな雰囲気の3つ穴紐靴。
革底に薄いゴム底貼り仕様。
革: イタリアの自然染料鞣し(黒 茶 黄色 薄茶 緑青 えんじ 赤 白)
<その他デザインオプション>
Plane+Caps
Half brogue
Full brogue
U-tip
<その他デザインオプション>
Plane+Caps
Half brogue
Full brogue
U-tip
・メンズミッドソールゴム底仕上げ
tassel飾り
クラシカルなダービー(外羽根)に手縫いのU-tipを入れたデザイン。
U-tipの革の立ち上げ方で様々な雰囲気に仕上げることの出来る1足です。
U-tip
ほかスキンステッチ、センターシームありなどデザインは変更可能です。
靴紐を通す部分がくり抜かれたようにデザインされた靴を、ギリーシューズといいます。
ホールド感はありつつ、面白いデザインが可能な、華やかな靴です。
kisakishoes定番のデザイン。
履き口浅めの女性らしい紐靴。
木型の形状や革によって、雰囲気が随分変わります。
甲革とインソールを手縫することで、フィット感を高めています。
革の選択や、縁取りの色など、小さなパーツにこだわりを詰められるデザインです。
木靴をイメージした素朴な形です。
かかとのパーツが履くとワンポイントの差し色に。
ソールは軽いビルケンソールでカジュアルに。
厚い一枚革をしっかりクセ付けしながら成形していますので、素足でも気持ちよい靴です。
普段履きとしてザクザク履けるカジュアルシューズです。
革 イタリア自然染料(茶・えんじ・紺・グレー)
革の風合いが楽しめる、履くほどに味の出る革です。
マメサボの紐履バージョン。
こちらも、ザクザク歩ける日常靴として。
より頑丈な作りにする場合は、ハンドソーンウエルテッド製法にて仕上げます。
履き口が浅めの、紐靴。
緩やかにカーブを描く履き口のラインが特徴的。
ストラップシューズやパンプスタイプの、履き口が浅いデザインがお好みの方に。
スカートにも合わせやすい可愛らしいころんとした木型を使用しています。
大人っぽく仕上げたい方には、ベースの木型スタイルを Standardスタイルにしてお作りすることをお勧めしています。
革の色によって、ガラッと印象の変わる靴です。
革 イタリア天然染料 (赤 白 黄 黒 茶 ベージュ 青 ピンク)
履き口の差し色がワンポイントになる、着物の襟のようなパンプスです。
ディテールの色選びが楽しい1足です。
ゴム底仕様
・イタリア産天然染料革 紺・グレー・茶・えんじ
サッと履けるパンプスやスリッポンは、紐靴に比べると押さえが弱いのですが、
一足は合うものが欲しいデザインでもあります。
エレガントな雰囲気にしたいか、カジュアルにも履ける雰囲気にしたいか、など、イメージに沿ってお作り致します。
(ハイヒールお作りしていません。)
一本のストラップが安定感をもたらします。
木型の形状、ストラップの位置、ストラップの太さ、革の種類、底材や製法によって、
様々な表情の仕上げが可能です。
イメージをお伝え頂き、細かな仕上げを選んで行きます。
つま先や履き口に装飾をほどこし、
エレガントさと機能性とを同時に感じられる足元に。
凛々しい大人の女性のワンストラップシューズです。
乙女な足元、永遠のスタイル。
エレガントなT−strapシューズは、履いた時の安定感もあり、
お仕事にもお出かけにも、幅広いシーンで活躍する1足。
裏革と履き口の差し色が、密かな自己主張に。